昨夜GYAOで『テッドバンディ』を観た。
その筋では超有名な連続殺人犯だ。
ほぼ全く犯行の場面を描かず、恋人の視点を中心に進む構成。
良いアイデアであると思ったのだがしかし…
音楽の使い方が良くないと思う場面がいくつかあった。
(ELPのラッキーマンを最初に逮捕された時に使ったりなど興を削がれた)
最後のシーンのキャストの顔のアップの応酬なども、映画的文法ではなく、扇情的なテレビドラマ的な演出で白けてしまった。
30人以上の女性をレイプ、殺害。遺体には酷い損傷の跡…という凄惨さ
そして二度の脱獄と裁判では自らが弁護人として、弁舌を奮う、という既に映画のような事件なので、演出は大変だったと思うし、やはりその現実を超えた凄みは映画には感じられなかった。
最後に映画で再現された本人のテレビ映像が見られるところが一番エキサイトしました。
(サイコキラー好きなので)