映画
3時間もの長尺、ありアリアスター監督の悪夢コメディ(?) 『ボーはおそれている』 を観た。 最後は泣きました。
『スティーブジョブズ』 "アンビリバボー"で見たから新鮮味が感じられなかった。 全体的に凡庸な印象を受けた。 音楽もボブディラン以外は知らないウェストコーストロックの連続で個人的には楽しめなかった。
『ムーンライト』 観た。2016年。 アメリカ黒人の話。ドラッグディーラー、シングルマザー、とキーワードだけ並べると典型的なUSヒップホップのMVの世界なのだけども、そこに主人公が男性の同性愛であるというファクターが導入され様相が変わってくる。 し…
『幸福なラザロ』 見ました。 2018年スペイン ハリウッド映画からは程遠い、朴訥としたムード。 とある侯爵に労働搾取されている村で真面目に働く若者ラザロが、崖から落ちて目覚めると村は空になり、町で再会するが、自分だけが年を取っていなかった、とい…
『華麗なるギャツビー』 見た。 疲れました…… 前半カット割が目まぐるし過ぎるし、ジェイZの曲使い過ぎだし(名曲『izzo』まで使っている……)ディカプリオダサいし、マンガみたいだった。(いやマンガが悪いわけではないけれど、ハリウッド映画に期待してい…
ローリングストーンズ『レッツスペンドザナイトトゥゲザー』 を見た。 82年のスタジアムライブを収録。 一曲めが60年代のクールでのりのいい「アンダーマイサム」で始まるのが意外だけど後はテンポの早い曲を曲間が殆ど無い編集で走りまくる内容。 正直疲れ…
『ザ・マスター』 見ました。 ポール・トーマス・アンダーソン監督の2016年の傑作です。 (丁度一年前にGYAOで見たのですが、GYAOが終了ということでもう一度見た) やっぱり野蛮で美しくて切ない。 何処へ行ってもトラブルしか起こさず仕事が続かないフレデ…
『ヘレディタリー継承』 を見ました。ホラーです。 ざっくりいうとエクソシストでオーメンでローズマリーの赤ちゃんな映画ということになります。 "リング"のようにじわじわ盛り上げて遂に秘密が明らかに!というタイプなので正直疲れた。 見所は妹の首が吹…
GYAOが終わる……ぎゃふん この三ヶ月GYAOでいっぱい映画をみたいと思っていたのですが、色々忙しすぎて殆どみていない… 名作『まぼろしの市街戦』をとりあえず見ているけど さかなくんならGYOGYO!
『ラ・ジュテ』 観ました。ヌーヴェルヴァーグの監督だそうです。 30分程と短く、すべてモノクロ静止画とクラシカルな音楽とセリフのみで成り立っている。 静謐で意外なオチがあるSFです。 とても良かった。 あのモンティパイソンのメンバーでもあるテリー…
ハーモニーコリン監督の 『スプリングブレイカーズ』 を見ました。 『ミスター・ロンリー』に続いて現代をおとぎ話に変換する天才が発揮された怪作でした。 魂などかけらも無さそうな女子大生たちの荒んだ春休みを、力技でノスタルジックな美へと捻じ曲げる…
GYAOで スライ&ファミリーストーン のドキュメント観ました。 オランダの人が制作したようです。 こちらが期待したのは60年代の活躍した頃のエピソードだったのですが、2004年復帰したスライの話が多かったのが少し残念 しかし、ライブの映像が楽しかった。
ヒッチコックの 北北西に進路をとれ を数週間前に見ました。 映画史に残る名作です。 最も印象に残るシーンは主人公が追っ手から逃れる途中建物も森もない平地で随分と間を取ってからとある襲撃を受けるのですがそこに至る演出がスリリングでした。
『ファンタスティックプラネット』 を見た。 チェコ産70年代伝説的SFアニメである。 青い巨人が人間を虫けら扱いするタイトルからイメージされるものとは正反対の残酷描写の連続。 音楽は前編サイケなインストロック。 少なめな効果音が奇妙な脱力感を生む。…
昨夜GYAOで『テッドバンディ』を観た。 その筋では超有名な連続殺人犯だ。 ほぼ全く犯行の場面を描かず、恋人の視点を中心に進む構成。 良いアイデアであると思ったのだがしかし… 音楽の使い方が良くないと思う場面がいくつかあった。 (ELPのラッキーマンを…
巨匠ダグラスサーク監督作『悲しみは空の彼方に』を観た。 あのフレディマーキュリーが 愛した、という以外の情報が皆無です。 1959年の古典名作映画だそうです。 ゴスペルの第一人者マヘリアジャクソンが最後のお葬式のシーンで何の脈絡もなく登場して歌い…
米国ラッパーリルウェインのドキュメンタリー を観た。 観たと言っても七月のことですが……。 リルウェインが大好きなのですが、内容の下世話さ、が中々です。ラップのリリックがそのまま、って感じです。 (2008年の名盤「Carter3」リリースの密着取材なので…
『宇宙人ポール』 観ました。 最初に言うと、もう随分昔からハリウッド映画に飽きているので、あまり楽しめなかった。映画のクオリティの問題ではなく、自分の感受性の摩耗、或いは満腹感、のせいでしょう。醒めて引いた感じで観てしまいました。 で内容なの…
マイクミルズ監督『20センチュリーウーマン』 清潔感溢れる新しい世代の青春ストーリー という印象 登場人物が、対立しながらも声を荒げることが殆どないのがとても印象に残る。 主人公の少年と母の世代のギャップを軸に、二人の年上の女のコとの関係によっ…
『GYAO』で先日ヤン・シュヴァンクマイエルの 『ファウスト』 を見ました。この監督の映画は初めてみた。 コマ撮りアニメーションの鬼才ということしか知らなかったのだが、この作品は俳優が演技する実写映画で、ゲーテのファウストをモチーフにしているよう…