『小説家をみつけたら』
を見た。
2000年。ガス・ヴァン・サント監督。
黒人のバスケと小説の才能を持ったスラム育ちの若者が、隠遁した作家と出会うことで人生が変わっていく、という物語。
前作の『グッドウィルハンティング』と相似形を成すような物語。それを強調するためなのか、マットデイモンが最後にチョイ役で登場する。
(エリオットスミスが「ミスミザリー」でグラミー主題歌賞を受賞した)
いつもこの監督の映画を見ると疲れる…という印象がある。とても誠実な作風が、地味、渋い、につながっている気がする。
ラブロマンスの描写も控えめ。
でもともかく最後のシーンには感動した。
冒頭からビルフリゼールのギターらしき
ギターが鳴る。スコア担当。
追記。"エレクトリックマイルス"の曲が多く使われていて、BGMとしてはあんまりそぐわないな、と思っていたけどもしかするとジョーザヴィヌル、ジョンマクラフリン、チックコリアなど白人を使いだしたマイルスと黒人の若者が白人の作家に学ぶという内容と対比させたのか、と思った。